台湾・台北市で8月19日から30日まで開かれた第29回ユニバーシアード
競技大会で、同志社大学卓球部OGの成本綾海選手(2017年商学部卒、現中
国電力)=写真左=が山本怜選手(中央大学4年)と組んだ女子ダブルスの部で見事優勝し
ました。
準決勝、決勝は28日に行われた。ヤマ場となったのは韓国の田志希・李恩恵
組と対戦した準決勝。ゲームカウント2−3で劣勢だった6ゲーム目をジュース
の末14−12で競り勝って勢いに乗り、最終ゲームも11−9で辛勝した。決
勝では、北朝鮮のCHA Hyo Sim・KIM Nam Hae組を第1ゲームこそ10−12で落
としたものの、2〜5ゲームを連取し、快勝した。成本選手の変化技と山本選手
の粘り強い両ハンド攻撃のコンビネーションが冴えました。
成本選手も出場した女子団体は惜しくも準優勝でしたが、準決勝では中国
を破る殊勲。中でも、成本選手は予選リーグ、決勝トーナメントを通じて全勝で、
韓国との決勝ではダブルス準決勝で対戦した田、李の2選手に3点を奪われ2対
3で惜敗したなか、3番で勝利し、接戦に持ち込む流れを作りました。
成本選手は、今年4月から中国電力に就職し、本年度前期の日本リーグでも活
躍しています。
(写真提供:日本卓球株式会社)